9月27日 秋の音楽会ならびに、施餓鬼会を執り行いました。
法要に先立ち、群馬県境市出身で、
天台宗僧侶でもある、歌手の北原朱夏(法名: 美清)さんをお迎えし、
施餓鬼会に素晴らしい歌声で華を添えて頂きました。
-- 北原朱夏プロフィール --
出身 : 群馬県
趣味 : 三味線(詩吟、端唄、民謡)着物、編物、ガーデニング
好きな言葉 : 一隅を照らす
活動 : モデルとして活動した後、フリーアナウンサーに
日本テレビ『おはよう天気』キャスター
競輪のテレビ中継の司会者として全国74局に出演。
モデルの経験を活かし、フィニッシングスクールを主宰。
企業にてマナー研修を行う。
大学、短大、専門学校非常勤講師。
天台宗僧侶
法名: 美清(びせい)
-- 施餓鬼会 (せがきえ) --
-- 施餓鬼会 (せがきえ) --
施餓鬼会 (せがきえ) は、釈尊に教えを請い、寿命を延ばすことのできた 阿難 (あなん) の説話にもとづく行事であり、その求めに応じて釈尊が示された修法が施餓鬼会のはじまりとされています。
そして餓鬼だけでなく、先祖代々や広く無縁の 諸精霊 (しょしょうれい) を供養し、また同時にみなさん自身の 福徳延寿 (ふくとくえんじゅ) を願うわけです。
施餓鬼会の機会に、心からお念仏を 称 (とな) え、自他ともに救われる 功徳 (くどく) を積んでいただきたいと思います。
本来、施餓鬼会の期日は定められていませんが、お寺の年中行事のひとつとして、お盆の頃におこなわれることが多く、施餓鬼棚に「三界万霊牌」や初盆の戒名を記した位牌を置き、浄水や食物を供え、五如来の「施餓鬼幡」を立てて法要を営むのが習わしです。
施餓鬼会は、無縁仏や餓鬼に施しをするとともに、新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養する法要でありますが、さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、自他ともに生かされている身をしっかり受け止め、救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切なことであります。
今日ではお盆の前後に行われることが多く、先祖追福のために、また一切の生物の霊を慰め、あわせて自分自身の 福徳延寿 (ふくとくえんじゅ) を願う法要です。
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